2024.03.07
with a camera in Aizumisato Town 3-2
長光寺にあった保育園の流れをくむ「こども園 ひかり」を、長光寺住職でもある園長に案内して頂きました。
周りの先生に話を尋ねると、園長(住職)は全国の色々な保育施設等と連携を取り、また足を運んで様々勉強しては施設の運営に生かしているそうです。
周りの先生に話を尋ねると、園長(住職)は全国の色々な保育施設等と連携を取り、また足を運んで様々勉強しては施設の運営に生かしているそうです。
長光寺の住職兼こども園「ひかり」の園長。アクティブ~。 |
雛人形は、境内に園舎があった頃から飾っていたもの。 |
「いまは子ども達に何をやりたいか考えてもらうようにしているんです。」
子ども達が作りたくて作った、折り紙や何かのカップを利用したひな人形です。毛糸の入ったカップは?
「プリンをお内裏様に供えたいというので、子どもが考えて作りました。」
子ども達が作りたくて作った、折り紙や何かのカップを利用したひな人形です。毛糸の入ったカップは?
「プリンをお内裏様に供えたいというので、子どもが考えて作りました。」
子ども達の作ったひな人形も。 |
右のカップに入った毛糸は、”プリン”だそう。 |
ほかにも何をやりたいかを子ども達に提案してもらって、それを実現しています。
「こちらは家を作っています。屋根の塗装などは保護者の方に手伝ってもらっていて、もうすぐ園児は卒園なんですが、卒園前に仕上げたいと言って頑張っています。」
「こちらは家を作っています。屋根の塗装などは保護者の方に手伝ってもらっていて、もうすぐ園児は卒園なんですが、卒園前に仕上げたいと言って頑張っています。」
園に貼ってある「かなえたいことリスト」。 |
園舎の外に、家を作っている。 |
玄関脇には以前の卒園児達の作った家もあります。外光を取り入れつつ、隠れ家っぽい感じもあって、面白いですね。
先輩の園児たちが作った家もあった。 |
椅子があり、外光が差し込む。 |
こちらはレモンやミカンを育てています。ミカンは花が咲いていました。
レモンやミカンを育てている。 |
ミカンは花が咲いていた。 |
「元々は食べたレモンの種から育てられないか?というところから始まっています。実が生れば皆で食べます。」
園長は、今年元日に能登半島地震に見舞われた石川県穴水町のこども園にも行ったそうです。
園長は、今年元日に能登半島地震に見舞われた石川県穴水町のこども園にも行ったそうです。
レモンの花は蕾の状態。どんな花が咲くのだろう? |
能登半島地震後、穴水町のこども園を訪れた。 |
「早めに物資は送っていたのですが、その時はうちの園の子どもが作ったものを穴水町のこども園に届けてきました。向こうの園の建物は大丈夫だったのですが断水だったのと、周りの倒壊した建物は手つかずで、復旧にはかなりの時間がかかりそうな状況でした。」
東日本大震災を経験した福島県民にとっても、他人事ではありません。
東日本大震災を経験した福島県民にとっても、他人事ではありません。
届けた物の写真や、穴水町のこども園からのお礼状などが貼ってある。 |
こちらが、こども園の子ども達が贈ったものの写真。 |
さて園には地域の方の好意と協力で、つるし雛や、地元の99歳の女性から130個のお手玉が寄贈されたそうです。
地域の方から贈られたつるし雛。 |
99歳の女性の手作りお手玉が、130個寄贈された。 |
私も老眼ですが、針に糸を通すのも大変なのに、99歳でこれだけのお手玉を作るのは大変だったでしょう。作った方の温もりを感じる一方で、使っている布はヒョウ柄っぽい布もあって、なかなか今どきのお洒落な感じもします。今の子ども達だと、ジャグリングっぽい遊び方も出来そうです。
お手玉の生地も、なかなかお洒落。 |
住職(園長)もお手玉3個で遊ぶ。 |
窓には子ども達がステンドグラス風に描いた絵を貼ってあります。園の先生は、
「朝日が入ると床に絵が映って、子ども達はそこで遊ぶんですよ。」
と話します。
「朝日が入ると床に絵が映って、子ども達はそこで遊ぶんですよ。」
と話します。
ガラスには、ステンドグラス風の絵が。 |
「床に絵が映って、子どもが遊ぶんです。」と先生は話す。 |
そういえば、寺ではライブや落語もやるそうですね。
「ライブに来るのは若い人が多いのですが、この町で生まれ育った者として町を盛り上げたいんですよね。」
町の活性化に一役買いたい気持ちが、住職(園長)をアクティブにするのでした。
「ライブに来るのは若い人が多いのですが、この町で生まれ育った者として町を盛り上げたいんですよね。」
町の活性化に一役買いたい気持ちが、住職(園長)をアクティブにするのでした。
長光寺の境内で行われたその名も「お寺イブ」(画像:長光寺提供)。 |
町を盛り上げる為に、寺で出来る事に挑戦している。 |
そんな住職や先生方の頑張りと子ども達の笑顔を、園庭にある住職の祖父の胸像がきょうも見守っていました。(つづく)
今の園庭に、高田町幼児保育園を作った住職の祖父の胸像がある。 |
今も、地元の子どもの成長を見守っている。 |
住職(園長)に町のお勧めを伺うと
「『あじと』ってお店はどうでしょう? お寿司屋さんなんですが、ランチは定食等が美味しいんです。私はソースカツ丼が好きですね。店内は昔ながら、昭和っぽい感じですかね。道に幟が立っていれば営業している筈です。」
こども園の先生方に伺っても寿司以外に色々お勧めが出てきます。地元の方には知られた名店のようです。
突然の訪問にも関わらず、園の歴史や学びの様子を教えて頂き有難う御座いました。
その3「祖母と孫のお散歩 & 神社のお導き?加藤アナの知人に遭遇!」は、こちらをクリック。
「『あじと』ってお店はどうでしょう? お寿司屋さんなんですが、ランチは定食等が美味しいんです。私はソースカツ丼が好きですね。店内は昔ながら、昭和っぽい感じですかね。道に幟が立っていれば営業している筈です。」
こども園の先生方に伺っても寿司以外に色々お勧めが出てきます。地元の方には知られた名店のようです。
突然の訪問にも関わらず、園の歴史や学びの様子を教えて頂き有難う御座いました。
その3「祖母と孫のお散歩 & 神社のお導き?加藤アナの知人に遭遇!」は、こちらをクリック。
住職(園長)のお勧めスポットは「あじと」。寿司店なのに、定食が美味しいらしい。 |
ほかの先生方からも、ほかのお勧めメニューが紹介される。地元人気店のようだ。 |
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