2024.09.05
with a camera in Soma City 3-2
松川浦の漁師・旅館の若女将・ミニチュア古民家作り名人に揃ってお勧めされた相馬市の和菓子の美味しい店「船橋屋(南店)」は、国道6号沿いにありました。看板を見ると、和菓子・洋菓子、そして先程お勧めいただいた「円(まどか)まんじゅう」が、別看板で立っていました。これはお勧め商品のようです。
船橋屋(南店)。定休日はないらしい。 |
円まんじゅうの看板は別立て。これは期待できそう。 |
店に入って店長にお勧め頂いた旨話すと、
「こちらは支店なので、本店の方が宜しいのでは…。」
と仰ったのですが、
「実は漁師の娘さんが働いていると聞いて伺ったものですから。」
と話すと、取材はOK! しかし!!
「きょう、彼女は休みですね。」
「こちらは支店なので、本店の方が宜しいのでは…。」
と仰ったのですが、
「実は漁師の娘さんが働いていると聞いて伺ったものですから。」
と話すと、取材はOK! しかし!!
「きょう、彼女は休みですね。」
この店に、漁師の娘さんがいる筈! |
「きょうは休みです」と店長。 |
が~~ん! 何と漁師のお父さんの思い違いで、娘さんは出勤していませんでした。いやぁ、いらっしゃればお父さんの素顔なども聞いてみたかったので、残念。
しかし私には和菓子があります! 早速「円(まどか)まんじゅう」と「あんこの入ったパイ」について尋ねると、
しかし私には和菓子があります! 早速「円(まどか)まんじゅう」と「あんこの入ったパイ」について尋ねると、
個包装のケーキ類も。 |
羊羹も種類がある。 |
「ああ、松川浦という商品ですね。」
いやぁどれも美味しそうですが、ここは和菓子ですので、まずは「円まんじゅう」から頂きます。
「夫婦円満、家庭円満から円いお饅頭を考案したようです。」
いやぁどれも美味しそうですが、ここは和菓子ですので、まずは「円まんじゅう」から頂きます。
「夫婦円満、家庭円満から円いお饅頭を考案したようです。」
松川浦(くるみあん・かぼちゃあんの2種類、各183円)。 |
円まんじゅう(2種類、各129円)。 |
円く平たい形をしています。持ってみて思ったのは、周りの皮がふわふわで、少し力を入れると皺が寄るような感じの不思議な感触。食べてみて、あらびっくり!
円まんじゅうを持つ手に力を入れると… |
ぷよっと皺が寄る(力を抜くと元に戻る弾力がある)。 |
ふわふわの柔らかさに、求肥に似たもちっとした食感も含む皮です。そこに黒糖の風味と、中のこし餡の優しく滑らかな美味しさ、それが合わさった後に感じられる皮の塩味が加わり、更に全体の甘さを押し上げまます。正直まんじゅうでこの皮の食感は初めて。店長も
平べったい分、どこから食べても餡はほぼ均一。 |
円まんじゅうだけに円く並べているのかと思ったら「かごが円いだけです」by店長 |
「実は和菓子の中でおまんじゅうはそれほど好きという訳ではないのですが、この円らまんじゅうだけは好きなんですよ。」
と店長も太鼓判。
「売上個数からいくと、うちの一番の売れ筋商品です。」
因みにみそ・白あんは、味噌のコクと癖のない白あんの風味がまったりと合わさって、同じまんじゅうでも別腹とカウント出来る別の味わいを楽しめます。
と店長も太鼓判。
「売上個数からいくと、うちの一番の売れ筋商品です。」
因みにみそ・白あんは、味噌のコクと癖のない白あんの風味がまったりと合わさって、同じまんじゅうでも別腹とカウント出来る別の味わいを楽しめます。
まんじゅうを好きにさせる「円まんじゅう」だ。 |
皮の食感を楽しむ為にも、日持ちは2日だ。 |
すると店長が
「うちの“お星さまケーキ”は、学校給食でも出しているんですよ。」
と地元情報を教えて下さいます。何⁉ 給食に採用されたケーキがある? しかも誕生して50年程になるとな⁈ これは市民のソウルケーキとも言えるものではないでしょうか? ホテルみなとやの若女将、ごめんなさい、“松川浦”でなくソウルケーキの方を頂きます。
「うちの“お星さまケーキ”は、学校給食でも出しているんですよ。」
と地元情報を教えて下さいます。何⁉ 給食に採用されたケーキがある? しかも誕生して50年程になるとな⁈ これは市民のソウルケーキとも言えるものではないでしょうか? ホテルみなとやの若女将、ごめんなさい、“松川浦”でなくソウルケーキの方を頂きます。
学校給食に出されるケーキを作っているとか! |
お星さまケーキ(345円)。ケーキを覆うのは「魔法の粉」らしい。 |
チョコの星がのっかった、可愛いケーキです。食べてみて、中はふわっふわの生クリームたっぷり。ここにトッピングのチョコのアクセントが入って、たまりません…的なリポートをしていると、店長が
「下まで一緒に食べて下さい。」
「下まで一緒に食べて下さい。」
高さは7~8センチあるだろうか。 |
3分の2は生クリームだ! |
下はクッキー生地ではなく、チョコレートの層がありました。フォークが入らないかと思って…失礼しました。
ここを一緒に食べると、生クリームの軽やかな感じと、板チョコを食べたと時のような濃厚な、それでいてフォークでも切れるようなクリーム、そこに卵のコクたっぷりのスポンジケーキが入り、贅沢な味わいを楽しめます。
「生クリームが苦手な方にはお勧めできないケーキなんですが、下のチョコが板チョコのように硬くはなくて、それが良いんですよ。」
ここを一緒に食べると、生クリームの軽やかな感じと、板チョコを食べたと時のような濃厚な、それでいてフォークでも切れるようなクリーム、そこに卵のコクたっぷりのスポンジケーキが入り、贅沢な味わいを楽しめます。
「生クリームが苦手な方にはお勧めできないケーキなんですが、下のチョコが板チョコのように硬くはなくて、それが良いんですよ。」
下のチョコレート層まで食べるのが、本来の食べ方。 |
隣のモンブランも美味しそう…。 |
このケーキがお気に入りの子どもから、お誕生日ケーキとして大きなサイズを買っていくご家庭もあるのだとか。
ほかにも和洋それぞれのお菓子の種類も豊富で、甘いものが好きな人のニーズに応えられるラインアップです。
ほかにも和洋それぞれのお菓子の種類も豊富で、甘いものが好きな人のニーズに応えられるラインアップです。
ホールケーキも!(手前、直径15センチで2800円) |
ずっしり重そうな大福(つぶあんで183円)。 |
因みにその和洋の両方を揃えている感じを出したくて、洋風の建物に屋根瓦という外装なのでしょうか?
「いえ、うちが入る前はドライブインだった所だったので、その関係です。」
「いえ、うちが入る前はドライブインだった所だったので、その関係です。」
この和洋折衷の建物は、和洋菓子を売っている事とは無関係だった。 |
ゆずモナカ(151円)。爽やかそう♪ |
いやぁ美味しいご当地和菓子にも出会えた事で、次なる出会いを求めて地元のお勧めを伺うと、
「百尺観音というのがあって、私が子どもの頃は遠足でも行ったのですが、見たら圧巻だと思います。」
「百尺観音というのがあって、私が子どもの頃は遠足でも行ったのですが、見たら圧巻だと思います。」
まるごとゼリー(432円)。 |
店長お勧め「百尺観音」は、見上げる大きさらしい。 |
因みに店に入ったところには、コーヒーが売っていますが、こちらのお店で作ったものですか?
「ああ、コーヒーは、この建物のオーナーが自家焙煎しているんです。お店は持っていなくて、コーヒーそのものを卸しているんです。すぐ近くに住んでいるんです。」
何と! そういうお勧めもあったんですね。
「ああ、コーヒーは、この建物のオーナーが自家焙煎しているんです。お店は持っていなくて、コーヒーそのものを卸しているんです。すぐ近くに住んでいるんです。」
何と! そういうお勧めもあったんですね。
入口右手には、地元自家焙煎のコーヒーが! |
しかも建物のオーナーが自家焙煎したそう。洋菓子に合いそうだ。 |
そして同じく店の入り口には30円からのかわいらしいアクセサリーもありますが…。
「実はそれ、徳光さんの会いたがっていた漁師の娘さんなどが作ったものなんです。」
えええ!? まさかそこに繋がるとは! 個人情報は聞き出せませんので、せめて連絡だけでもとってもらえないかお願いすると、店長の携帯を通じてご本人とお話しする事が出来ました。
「実はそれ、徳光さんの会いたがっていた漁師の娘さんなどが作ったものなんです。」
えええ!? まさかそこに繋がるとは! 個人情報は聞き出せませんので、せめて連絡だけでもとってもらえないかお願いすると、店長の携帯を通じてご本人とお話しする事が出来ました。
入口入ってすぐの所のアクセサリーは、実はお休みの漁師の娘さん制作! |
これで50円なら、つい手が伸びそう。 |
残念ながらお子さんとお出かけの用事があるので取材は不可だったのですが、50円から販売されているアクセサリーは
「お子さんが可愛いなと思って身の回りのものにつけてくれたら嬉しいと思って…。」
とお小遣いで買える値段から作っているのだそう。本当はお会いして色々話を伺ってみたかったです。
「お子さんが可愛いなと思って身の回りのものにつけてくれたら嬉しいと思って…。」
とお小遣いで買える値段から作っているのだそう。本当はお会いして色々話を伺ってみたかったです。
お小遣いで買える、手頃な値段が嬉しい。 |
そのほかの作者のアクセサリーも、ワンコイン(500円)でお釣りがくる。 |
お勧めのものはないか、更に問い合わせるなどして下さった。 |
給食で知った親御さんが、子どもの誕生日ケーキなどで買っていくそう。 |
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