2001.02.01
がんばれ、受験生!要は『集中』だ!!
きょうは2月5日放送予定のズームイン!!朝!の取材で、喜多方市へ…。詳しくはあす更新予定のズームのページへどうぞ。
さて、久し振りの更新をする前に他のアナウンサーのページを見ていると、受験シーズンという事で受験にまつわる話が載っていますねぇ。自分を顧みてみると、私の最初の受験経験は中学受験でした。願書を出したのは、自宅から歩いて20分の国立大学付属中学!!とは言っても「絶対受からなきゃ」なんて気負いはぜ〜〜んぜん無く、単に塾仲間が受けるというので「じゃ俺も受けてみようかな」という安易な気持ちで願書を出したものでした。本気じゃないので勉強もろくろくしない上、「落ちても公立中学に行けば良いんだもんねぇ」という逃げ道まで心の中に用意してあったので、案の定不合格。いや、正確には「落選」でした。
実は、その中学は受験者数を絞る為に、筆記試験の前に大抽選会があったのです。受験希望者に全員番号を書いたくじをひかせ、最後に中学側が別のくじをひいて、その番号以降の200人(だったと思います)が当選=受験資格あり、それ以外の人は落選=受験資格無しという、本当の抽選でした。くじ運が良くないと試験すら受けられないという事で、私のような殆ど冷やかしの受験者はこの抽選でふるい落とされたのでした。でも本気で受験したくて1年2年と勉強した小学6年生も抽選で落とされている訳で、そういう受験生には酷な選抜方法でした。
えっ?「不合格」やら「落選」やら受験生には不吉な言葉が並んでいるって?大丈夫。田部井アナも書いていましたが、忌み言葉はもちろん、「滑る」「転ぶ」も受験には無関係、心配ご無用ですよ。
大学受験2年目、2月も中旬。私は某大学の2次試験を受ける日の朝でした。その時点で合格大学ゼロ、私に残された受験校は3大学4学部。しかも2次試験の日は別の大学の試験と重なっていたので(当然重なっている方は受けられませんから)、実質は2大学3学部。浪人生としてはちょっと焦りもありました。
そんな朝に限って、いつもより遅く家を出てしまったのです。最寄駅までは歩けば7分なのですが、なぜか急いでしまったんですねぇ、いつも通る歩道は混んでいたので反対側の歩道に渡り、走って駅まで向かったのです。途中、目の前に水溜りのようなものが…。ひょいとまたいだつもりがまたぎ切れず、しかも水溜りは凍っていたのですってんころりん。勢いあまって額を地面にしたたか打ち付けてしまったのです。
「うわっ、これから試験だって言うのに滑って転んじゃったよ〜〜。『急いては事を仕損じる』だなぁ。いや、この場合は『後悔先に立たず』か?」
などと頭ばかり空回りしますが、結局受験当日の朝からけちがついたようなものです。しかも2次試験は筆記と面接!打った額はコブにこそなっていないもののやや擦れた痛みがあったので、そこからは額を前髪で隠そう隠そうと引っ張りながら、結局は歩いて駅へ向かったのでした。
ただここからは「転んだものはしょうがない。額を気にしてばかりいて、実力を出し切れなかったら悔いが残る!」と開き直ったのが効を奏したのか、滑って転んだ日の試験に合格しました。
受験生の皆さん、あとは
1)最後まで自分を信じてがんばる粘りと
2)本番でベストを尽くす事
が一番大事です。体調だけには十分注意して、受験当日は余裕を持って(説得力ありますでしょ?)。サクラサク春が皆様に訪れますように!
さて、久し振りの更新をする前に他のアナウンサーのページを見ていると、受験シーズンという事で受験にまつわる話が載っていますねぇ。自分を顧みてみると、私の最初の受験経験は中学受験でした。願書を出したのは、自宅から歩いて20分の国立大学付属中学!!とは言っても「絶対受からなきゃ」なんて気負いはぜ〜〜んぜん無く、単に塾仲間が受けるというので「じゃ俺も受けてみようかな」という安易な気持ちで願書を出したものでした。本気じゃないので勉強もろくろくしない上、「落ちても公立中学に行けば良いんだもんねぇ」という逃げ道まで心の中に用意してあったので、案の定不合格。いや、正確には「落選」でした。
実は、その中学は受験者数を絞る為に、筆記試験の前に大抽選会があったのです。受験希望者に全員番号を書いたくじをひかせ、最後に中学側が別のくじをひいて、その番号以降の200人(だったと思います)が当選=受験資格あり、それ以外の人は落選=受験資格無しという、本当の抽選でした。くじ運が良くないと試験すら受けられないという事で、私のような殆ど冷やかしの受験者はこの抽選でふるい落とされたのでした。でも本気で受験したくて1年2年と勉強した小学6年生も抽選で落とされている訳で、そういう受験生には酷な選抜方法でした。
えっ?「不合格」やら「落選」やら受験生には不吉な言葉が並んでいるって?大丈夫。田部井アナも書いていましたが、忌み言葉はもちろん、「滑る」「転ぶ」も受験には無関係、心配ご無用ですよ。
大学受験2年目、2月も中旬。私は某大学の2次試験を受ける日の朝でした。その時点で合格大学ゼロ、私に残された受験校は3大学4学部。しかも2次試験の日は別の大学の試験と重なっていたので(当然重なっている方は受けられませんから)、実質は2大学3学部。浪人生としてはちょっと焦りもありました。
そんな朝に限って、いつもより遅く家を出てしまったのです。最寄駅までは歩けば7分なのですが、なぜか急いでしまったんですねぇ、いつも通る歩道は混んでいたので反対側の歩道に渡り、走って駅まで向かったのです。途中、目の前に水溜りのようなものが…。ひょいとまたいだつもりがまたぎ切れず、しかも水溜りは凍っていたのですってんころりん。勢いあまって額を地面にしたたか打ち付けてしまったのです。
「うわっ、これから試験だって言うのに滑って転んじゃったよ〜〜。『急いては事を仕損じる』だなぁ。いや、この場合は『後悔先に立たず』か?」
などと頭ばかり空回りしますが、結局受験当日の朝からけちがついたようなものです。しかも2次試験は筆記と面接!打った額はコブにこそなっていないもののやや擦れた痛みがあったので、そこからは額を前髪で隠そう隠そうと引っ張りながら、結局は歩いて駅へ向かったのでした。
ただここからは「転んだものはしょうがない。額を気にしてばかりいて、実力を出し切れなかったら悔いが残る!」と開き直ったのが効を奏したのか、滑って転んだ日の試験に合格しました。
受験生の皆さん、あとは
1)最後まで自分を信じてがんばる粘りと
2)本番でベストを尽くす事
が一番大事です。体調だけには十分注意して、受験当日は余裕を持って(説得力ありますでしょ?)。サクラサク春が皆様に訪れますように!
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